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東京グラフィックスに聞く、印刷の基礎知識

イメージ通りの印刷結果を出すには?

現場を知るプロフェッショナルから、テクニックを学ぼう!

印刷の仕組み


印刷物は持ち運びが便利で、誰もが容易に入手できる身近な情報伝達メディアです。他の媒体に比べてコストも低く、多くのメリットを持っています。印刷物の作り方や印刷の仕組みなどをはじめ、色に関する基礎知識など、ビジネスやや暮らしで印刷物をもっと有効に活用するためのノウハウをご紹介します。

印刷の種類と印刷機


::平版印刷

水と油の反発作用を利用した印刷方法です。文字や絵の部分にインキが付着して、白くなる部分はインキがはじかれる仕組みになっています。
一般的なカラー印刷でよく使われるオフセット印刷機が、この方法を使っています。
平版印刷

::凸版印刷

凸部分にインキを付着させて印刷する方法です。凹んだ部分は白地になります。
年賀状で作られるイモ版をはじめ、ゴム印などが身近です。大量印刷の分野では活版印刷機が、この方法の代表例です。
凸版印刷

::凹版印刷

凹んだ部分にインキを流し込み印刷します。平坦な部分が白地となります。
雑誌などを印刷するグラビア印刷機がこの方法を使っています。
凹版印刷

::孔版版印刷

油やパラフィンなどで防水処理した特殊な紙などに、孔をあけて印刷する方法です。
ガリ版印刷機やタイプ印刷機がこの方法を利用しています。
孔版版印刷

印刷物ができるまで


●基本的な手順

企画の段階では広告代理店とか企画制作会社、デザイン会社などで請け負う場合が多いのですが、印刷会社でも各種の資料提供や、スタッフ協力によって発注者へのお手伝いをすべきです。必要があれば、取材・調査・撮影・原稿作成なども行います。 次に、納期・数量・料金見積・デザインの内容や表現方法を決めます。印刷製品の形が決まったら、どの部分を外注に出し、どの工程を自社でこなすかを判断し、作業の手配を行う必要があります。
基本的な手順


●基本的なプロセス(DTPワークフロー)

企画・取材
デザイン・編集・制作
1.企画・取材 デザイン・編集・制作
企画の段階では広告代理店とか企画制作会社、デザイン会社などで請け負う場合が多いのですが、印刷会社でも各種の資料提供や、スタッフ協力によって発注者へのお手伝いをすべきです。必要があれば、取材・調査・撮影・原稿作成なども行います。 印刷物は、文字と写真、イラスト、図表などによって構成されます。写真やイラスト、文字原稿が企画趣旨とうまくマッチしているかを考えて、集まった原稿を整理してデザイン・レイアウトすることが必要です。現在はパソコンを使ったDTP制作により、印刷用データを制作しています。
校正
刷版
校正
レイアウト、文字組みされたゲラ(校正紙)を受け取り、誤字・脱字がないか、慎重にチェックします。最近はデジタルカラー校正が主流で、文字校正とカラー校正を同時に行なっています。またeメールなどのインターネットやデータ通信を利用して、PDF校正を利用する機会も増えています。 DTPにより制作された印刷用データ原稿は、校了(校正完了)後、印刷用途と用紙に合わせて面付けしてから、オフセット印刷用の刷版を直接出力します。この方式はCTP(Computer To Plate)と呼ばれています。CTPの特長は印刷品質を向上し、印刷前の工程を簡略化して作業時間とコストを削減します。
印刷・特殊加工・断裁
梱包・ご納品
印刷・特殊加工・断裁 梱包・ご納品
印刷は印刷物の目的や印刷数量に応じて、方式を使い分けます。平らな版面に押しつける平圧式は、高品質・少ロット印刷物で使用します。輪転方式は高速で、大量生産ができ、新聞や雑誌、チラシなどに活用されています。印刷物は用途や目的に応じて「断裁・折り・製本」などの加工がなされます。また、曲線で断裁したり、再剥離が可能な圧着加工や、ニスを塗布するなどの特殊加工も年々進化しています。 加工が終わると検品し、指定部数ごとにきちんと梱包してお客さまのご指定先にお届けします。最近ではお客さまが欲しいときに、欲しい数量をタイミング良くお届けする「ジャスト・イン・タイム」納品を要望するお客さまも増えています。
 
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