第13回 防犯カメラの「モニタリング」利用の注意点

Q. 「防犯カメラ」のデータ 最近、街の至る所に防犯カメラが設置され、事件での犯人逮捕に利用されています。当社でも繁華街から程近い立地にため、社外に監視カメラを設置しておりますが、機器の入れ替えがあり、これを契機に工場内にも安全と従業者のモニタリング用に設置することにしました。何か問題はありますか?
A. 貴社はプライバシーマークの付与事業者ですから、すでに「監視カメラ作動中」というステッカーを貼っていますし、個人情報の取得と特定されていますので問題はありません。ただ、今回従業者のモニタリング目的で工場内に設置されるとなると、「監視カメラ作動中」と貼りだすだけではいけません。
従業者のモニタリングを実施する場合は、厚生労働省告示(平成24年5月改正)で雇用管理に関する個人情報の取扱い指針で、予め労働組合等に通知し、必要に応じ協議することが望ましいとし、労働者に周知することが望ましいと定めています。利用目的を通知または公表する必要があります。
1.モニタリングの目的、すなわち取得する個人情報の利用目的を予め特定し、社内規程に定めるとともに、従業者に明示すること。
2.モニタリングの実施に関する責任者とその権限を定めること。
3.モニタリングを実施する場合には、予めモニタリングの実施について定めた社内規程案を策定するものとし、事前に社内に徹底すること。
4.モニタリングの実施状況については、適正に行われているか監査又は確認を行うこと。
としています。ここで云う「モニタリング」とは、監視カメラ、従業員のメールチェック等を指します。

◆スマートフォンの利用
≪総務省 資料からQ&A≫

スマートフォンは、パソコンに近い性質を持った携帯電話です。
パソコン用のウェブサイトの閲覧ができ、多様な情報収集が可能となります。
多種多様なアプリケーション(アプリ)をインターネット上にあるサイト(マーケット)から利用者自身が自由に選択してダウンロードすることで、利用者が自ら端末をカスタマイズすることができ、利用者自身のニーズに合った便利な使い方が可能となります。
注意点として、パソコン用のウェブサイトを閲覧すると大容量のデータ通信が行われます。また、スマートフォンのアプリケーションには、自動的に通信を行うものもあります
さらに、携帯電話事業者が管理するネットワークで提供するインターネット接続サービス(iモード、ezweb、Yahoo!ケータイ)を介さずにインターネットに接続することが可能となるため、パソコンと同様、情報セキュリティ上の危険性があります。

Q.スマートフォンを利用する場合、どのような点に注意が必要ですか?

A.

携帯電話会社のネットワークを介さない利用や、アプリケーションの利用の際には、セキュリティ上の危険性に注意が必要です。

これまでの携帯電話端末と異なり、スマートフォンは、パソコンの場合と同様、ウイルスに感染するおそれがあるなど情報セキュリティ上の危険が高くなっています。
対策としては、OS(基本ソフト)の更新や、スマートフォン用のセキュリティ対策ソフトの利用を確認することや、信頼できるアプリケーション・マーケットからアプリケーションを購入することが有効です。
アプリケーションによっては、スマートフォンに保存された個人に関する情報(電話帳、位置情報など)が、アプリケーション提供者によって、アクセスされ、あるいは保存・管理されることもあります。ダウンロード時は利用許諾画面や利用規約等において、収集される利用者情報の範囲や利用目的などをよく確認し、内容を理解した上で、同意・利用するよう努めましょう。また、普段からパスワードロックを掛けておくなど端末の紛失や盗難にもご注意ください。
画面がフリーズする(固まってしまう)、バッテリーがすぐに無くなってしまうなどの現象も多く見られます。多くのアプリが同時に起動されているなどが原因の場合が多いので、ご注意ください。
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