東京グラフィックス港支部 支部長　増田光仁

平成２１年度事業報告
（平成２１年度４月１日〜平成２２年度３月３１日）

−−港支部事業報告−−

　 若手斎藤体制を継承し，事業進行を図って参りました。
　 １００年に一度と言われる世界の経済変動に加えて前年のアメリカに続き日本でも政権交代と言う政治経済の激変を前に、我が業界は引き続き厳しい事業経営を強いられた年になりました。

　 我が業界は「待ったなし！　崖ぷち経営！」と言う背水の陣を敷き，会員企業に生き残りを賭けた事業運営について多くの呼びかけをしてまいりました。
　 昨年の事業報告でも触れましたが、「かつて７~８０社を誇った我が支部も、一進一退状況からここ数年ははっきりと減少傾向を示し、現在３０社」となった旨をお知らせしました。
　 現在、会員増強は普段の獲得目標ではありますが、これ以上の会員減をいかに防ぐかも増強運動に劣らず重要な支部事業となってきました。
　 支部責任者として、益々事業環境が悪化する中で皆様に十分なお手伝いが出来ず心苦しく思っています。

　昨年の報告で，支部の喫緊な課題として、１）支部の若返り　２）支部会員の為の業界活動の実施　３）新しい事業領域の模索　等をあげましたが、残念ながらそのどれもが不十分である事を皆様に改めてお詫び致します。
　 前年度に引き続き今年度も慶弔基金から３０万円を支部活性化基金として繰り入れをしました。会員間の積極的な交流と情報交換の機会作りの資金とて運用して参りました。会議交流の輪は、別表の会議並びに事業一覧をご参照下さい。
　 今年も「不足を嘆く前に一歩前進！」を合い言葉に、目前の逆流に抗しつつ　３）の新しい事業領域の開発・開拓を目指したいと考えて来ました。
　 これには、特殊港地区の状況を分析し港区産業団体連合会との新たな取り結びをし、地区内事業の取り込みを諮ることにしました。
　 今期も、港印刷関連業界との関係構築の為に、東京都印刷工業組合並びに東京都製本工業組合の総会・新年会に出席しました。まだ、事業関係団体との交流の域を超えていませんが、今後は具体的取り込みの為に域内事業の掘り下げを皆様の為に推進して行きたいと考えています。
　 今期も港団連を通して行政からの緊急資金対策等の告知を遅滞無く皆様にお知らせしたつもりですが、今後とも関係情報の連絡体制を強化して行きたいと考えています。
　 最後に　支部懸案の最重要課題となっています　１）の支部の若返りと新指導部の再構築を諮る為に、是非会員各位のご意見と積極的な支部運営の参加をお願いします。

−−本部関係報告−−

　 今期は、支部独自の事業企画とともに本部事業との関わりも強めてきました。
　 本部並びに各事業委員会主催の勉強会と共済会のイベントに対して、支部員の参加を呼びかけました。未だ、参加者は少ない状況ですが、多様な情報交換と他支部との積極的交流の場として活用し、支部の独自性を常に念頭において交流の実をあげて行きたいと考えています。
　
　 支部報の発行が必ずしも予定通りになりませんでした。会員交流のツールとして，メール並びに情報誌の発行に努めていきたいと考えています。　
　 現況支部会員３０社と言う厳しい現状をふまえ、支部の再生と活性化を図らなければなりません。
　 最後に本年度各種支部行事にご参加頂いた関係者の延べ人員は１６３（前年度１７２）名でした。ご協力ありがとうございました。
　 今年度は支部報を２号発行しました。
　 最後になりましたが，新樹社菅谷社長の訃報が届きました。ご冥福をお祈りいたします。
　
　 引き続き会員各位の支部活動への積極参加を期待して、２１年度支部事業報告とします。

平成２２年度　事業計画（案）
（平成２２年４月１日〜平成２３年３月３１日）

−−はじめに−−

　 前期は、斎藤体制の継続として無事事業を終了することができました。
　 また今期は、既に理事会報告等でお知らせしたように、東グラ・ジャグラの理事任期の調整の為、当支部としては役員選考委員会の意向を受け、当面は前期の暫定体制を維持し、懸案の若手の執行部体制構築を主要事業として新執行部体制を推進する事になりました。
　 改めて会員各位のご協力をお願い致します。

−−港支部事業−−

【平成２２年度支部定時総会】
　 平成２２年５月１４日（金）　　　午後６時００分〜　　（伝左衛門）

【支部勉強会及び懇親会】
　 昨年から東グラ事業委員会の改革が行われております。特に教育委員会において企画提案（或は支部提案）されたものを軸に、各支部は共催等の仕組みで勉強会を行うことになりました。今期も港支部としては本部共催等の仕組みを活用し、会員の課題を汲み取りながら勉強会に取組みたいと考えています。
　 支部会員の交流懇親会は，今年のPRIMEDEX 2010が横浜で開催されます。本展は、イベント主催業界として皆様のご協力を頂く事になると思いますが、会場が横浜と言うこともあり、今回は本展参加に加え見学後横浜中華街で支部主催懇親会を実施したいと考えています。ここ数年恒例となりました買物ツアーの代わりで実行したいと考えています。

【支部忘年会】
　 会員並びに機材メーカーとの懇親を図る有効な手段として，今年も忘年会を実施したいと考えています。
　 昨年からお願いをしているところでもありますが、忘年会を会員獲得の有効なツールとして活用して頂きたくお願い致します。

【支部役員会並びに正副支部長会】
　 規約による支部役員会は最低一回となっていますが、今年度も支部の実情に併せ各種支部会議を開催していきたいと考えています。
　 会員の皆様には、支部の諸会議は役所の肩書きにとらわれない旨の申合せもあり、奮ってのご出席を頂きたいと考えています。

【各種支部行事】
　 支部主催の懇親買物ツアーも御陰さまで会を重ねる事ができ、支部恒例行事として企画運用する事が出来るようになりました。
　 今年度は、上記の通り特別企画としてPRIMEDEX 2010での横浜中華街散策を企画しました。重ねて奮ってのご参加をお願いします。
　 前期は、ゴルフ並びに次世代の会の活動を停止（？）していましたが、個別企画の提案を頂きながら活動の支援をしたいと考えています。特に，次世代の会に集う若手の方々の活動支援を図っていきたいと考えています。

−−本部事業−−

　 東グラ並びにジャグラ事業への積極的参加と支援を通し，支部事業の活性化を図っていきたいと考えています。
　 特に本年は，東グラ事業の財政的見直しとジャグラ事業の強力な推進のため支部の体制強化に努めながら若手の本部事業派遣を積極的に図りたいと考えています（今年度は前東グラ会長吉岡氏がジャグラ会長に就任します。東グラ・ジャグラの事業改革の元年となるよう、支援したいと考えています）。

−−港区関連−−

　 港区産業団体連合会並びに港区印刷関連事業組合との関係強化と情報収集を行い，支部事業へ反映していきたいと考えています。
　 以上の企画の効率的実行とより効率的な運用を通して支部事業の活性化を図りたいと考えています。

　本部事業並びの関係事項の速やかな告知に支部メールを運用して参りました。
その運用等につきましては不十分さを多く残しておりますが、皆様からのご批判を頂きながらより良い情報提供を図りたいと考えています。この間の支部報は，メール情報等の資料集となってしまいましたが、お手隙の折に支部行事の参考としてお目通し頂ければ幸いです。
　 会員各位の協力を頂きよりよい支部運営を図りたいと考えています。
　 ご協力のほどお願い致します。